四柱推命研究

天中殺(空亡)の種類

天中殺グループには6種類あり、それぞれ傾向がありますので各々解説していきます。

戌亥天中殺(甲子・乙丑・丙寅・丁卯・戊辰・己巳・庚午・辛未・壬申・癸酉)

教養を身につけることで成功します。精神面での成長が大切で、中年以降
で成功します。

(地上が欠けている)今・現時点
・自分の居場所・心の支えが欠落
・幼少~若い頃に孤独な経験、心の支えが消失した後、大きな成長を遂げる大器晩成型
・家や家族と離れれば離れるほど開運(縁が強いと開運が遅れる)
・家系とは違った人と結ばれやすい(反対に合うこともある)
・現実と精神に恵まれないことが発展の条件
・打ち込む対象を見つけること(カリスマ性を発揮)

●周囲から誤解されやすい人
⇒ 内面の真の姿と外面から感じられる姿に大きな差がある。一見おおらかで人付き合いも良いので、
周囲からは気楽に付き合える人と思われ、いろいろ相談を受けたり頼られたりしがちだが、本人の神経
は繊細で結構好き嫌いがある。性格的には細かいところに気が回りすぎる面があるためにある時まで我
慢をしていても忍耐の限度を超えると急に厳しい顔になる事がある。

●自分の世界にこもりたい人
⇒ 周囲の人々の気の影響を受けたり、周囲の人に振り回されることを嫌うからで、賑やかな場所より
も静寂な場所を好む。

●親をあてにすると運気が下がる
⇒ 親や先祖を大切にするが家系の流れに盲従することはない。財産を含めあてにすると運気が下が
る。家系とは良い関係を保ちながらも、自分の代で新たな仕事を始めるとか自分の力で資産を形成する
ようになる。

●6つの天中殺中一番心の不安を持ちやすい
⇒ しかし、それを恐れなくて良い。むしろこの心の不安が世の中で頑張るエネルギー源となり、また
自然と自分の心の次元を高める方向を目指すようになる。戌亥天中殺ほど心がけ次第で天国に向かうか
地獄に落ちるかの差が激しい天中殺はない。なんとなく日々を怠惰に過ごすと運命を下げるが、何事も
学びだと悟り、人間性を高める読書をしたり尊敬できる人との交流を深めればどこまでも伸びる。

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ひぐちまさし
【鑑定師名】  昌萃(しょうすい) 【氏名】  樋口昌伺(ひぐちまさし) 【肩書】  一般社団法人日本占道協会   鳥海流 認定講師/鑑定師 【プロフィール】 北海道 札幌市 在住 (生粋の道産子です) 1974年8月13日生まれ  A型 しし座 ・主星「食神」 ・自星「正財」